不忍池辯天堂(寛永寺)(しのばずのいけべんてんどう(かんえいじ))/東京都台東区
【ご利益】
恋愛成就・良縁:若い夫婦や恋人同士で参拝すると、弁天さまが嫉妬をするので、独り身の人が参拝するに適した神社となっています。
ここでは「美しさ」と「良縁」のご利益を授かることが出来ます。
【歴史と由来】
不忍池辯天堂は「寛永寺」の諸堂です。
地名の「不忍池」の由来は、本郷台地と上野台地の間を「忍ヶ丘(しのぶがおか)」と呼んでいたことことからつけられたという説があります。
もともと不忍池は、縄文時代に海だったところが、海岸線が後退するとともに生まれた自然の池です。
競馬場をつくるため明治時代に埋め立てられるまでは、倍ほどの広さがあったといいます。
江戸時代、「上野の山」一帯は「寛永寺」の境内でした。
寛永寺は、江戸城の鬼門に位置していて、京都の鬼門にある比叡山を見本とし、「東叡山」と名づけられました。
これと同様に不忍池は、比叡山横にある琵琶湖に見立てられたことから、琵琶湖の竹生島(神の棲む島)に真似て中島を築き、竹生島(ちくぶしま)弁才天から分霊し弁天堂を創建しました。
最初は竹生島のように小舟で渡っていましたが、のちに橋が架けられました。
池の蓮(ハス)と山の桜は「庶民の憩いの場になるように」と願い天海僧正が植えたものとされています。
【住所】
東京都台東区上野公園2-1[地図]
【アクセス】
千代田線 湯島駅から徒歩7分。
【営業時間】
自由参拝
【定休日】
無休
【電話】
03-3821-4440
【URL】
【料金】
無料